世界初を作る
老子製作所の
技術力

老子製作所のある富山県高岡市は
加賀藩から続く
400年の銅器製造の歴史をもち、
現在でも日本の銅器の90%以上が
生産されています。
その高い技術は文化財の補修などにも
生かされています。
なかでも老子（おいご）製作所は
日本の梵鐘のトップシェアを誇り、
唯一超大型の梵鐘製造が可能なメーカーです。

ZEMONは
事業規模に
合わせた
最適な量の
蒸留が可能に。

ZEMONは、鋳造で作られるため、
ユニット化することにより
事業規模に合わせて蒸留量を変えられます。

• 胴体を1つの場合

  2200l 初留器の場合1回の張り込み量は蒸留器容量の2/3となります。

• 胴体を2つの場合

  3800l 初留器の場合1回の張り込み量は蒸留器容量の2/3となります。

• 胴体を3つの場合

  4500l 初留器の場合1回の張り込み量は蒸留器容量の2/3となります。

銅錫合金を使用した
良質な酒質と
鉛フリーな安全性（RoHS2指令対応）

ZEMONでは銅が約90%、錫が約8%含まれる
銅錫合金により造られています。
錫は銅の約３倍の価格で取引される
高級な金属です。
古来より酒の味をまろやかにすると
言われており、
酒器や焼酎の冷却器に用いられてきました。
ZEMONは銅と錫の２つの効果により高品質な
蒸留酒の製造に貢献します。
また銅錫合金から特別に精錬することで
安全の鉛フリー化を実現しています。
（RoHS2指令にも対応）

• Cu（銅） 86.0 - 90.0
• Sn（錫） 7.0 - 9.0

化学反応を
促進する
鋳肌の効力

鋳造によって生まれる
ZEMON（ぜもん）には、
表面に砂型による凸凹がついています。
この凸凹により蒸気との接触面積が増加し、
銅と錫の効果を最大限に引き出します。

熱を逃しにくい
青銅のチカラで、
省エネルギー化を
実現

ZEMONに使用されている青銅は、熱伝導率が純銅と比べ約1/8と低く、さらに肉厚で鋳造されているため、
蒸留時の熱が逃げにくい特徴があります。そのため、従来の蒸留器と比べ、同じエネルギーを使用して
蒸留できる量が188%アップするなど、高いエネルギー効率を実現しています。